東部ネットワーク、今期の通期予想数値を公表

財務・人事東部ネットワークは8日、2023年3月期の通期連結業績予想を発表した。売上高を97億9500万円、営業利益を5億900万円、経常利益を5億5200万円、最終利益を4億6100万円になるとした。

同社は5月10日の22年3月期連結決算の公表時に、23年3月期の通期業績予想を公表したが、8月9日の23年3月期第1四半期連結決算の公表時点で「不確実性の高い外部要因の影響を踏まえ、M&A（企業の合併・買収）などの投資計画の進捗も考慮し、検証を重ねることが必要である」との判断から業績予想数値の公表を延期した。10月28日に魚津運輸（富山県魚津市）の子会社化を明らかにしたことなどを受けて、業績予想数値の公表に踏み切った。

同社はこうしたM&Aによる効果に加えて、新型コロナウイルス感染拡大で停滞していた経済活動の正常化を背景とした飲料の荷動きが堅調に推移すると予想。さらに酸素や窒素など工業用ガスやセメントの底堅い輸送需要も追い風となり、全体として好業績となる見通しを示した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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