
▲CREDO桶川伊奈の完成イメージ(出所:クレド・アセットマネジメント)
拠点・施設不動産業のクレド・アセットマネジメント(東京都港区)は10日、埼玉県伊奈町で物流施設開発の第一号案件「CREDO桶川伊奈」の起工式を行ったと発表した。1社が専用で利用する先進物流施設と位置付け、2023年10月の完成を予定する。
地上4階建てで延床面積は1万210平方メートル。圏央道の桶川加納インターチェンジ(IC)から6.1キロ、白岡菖蒲ICからは5.4キロと高速道路へのアクセスに優れており、首都圏への広域配送に加えて埼玉県全域への配送拠点としても活用が可能。工業団地内に位置するため、24時間365日の物流オペレーションに対応できる。
搬入出のオペレーションを効率化するため、1階はブレースのない構造で機能性を重視した設計を採用。屋上への太陽光発電システムを導入予定で、テナントの再生可能エネルギーの利用と電気コスト削減に寄与する。内装デザインに自然材を利用するなど快適な働く環境づくりも意識する。マテハンの設置や倉庫内の温度管理、セキュリティ面の強化といった将来的なテナントニーズを踏まえた各種オプションも備える。
同社は新施設だけでなく、埼玉県加須市に「CREDO加須」の着工を来月に予定しており、関東と関西を中心に複数の用地を取得済み。専用施設からマルチ型まで規模を問わず、機能性や品質にこだわった物流施設を開発、運営していくとしている。
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