青年経営者の先進事業表彰、愛知の柘運送が金賞

認証・表彰全日本トラック協会（全ト協）はこのほど、都道府県トラック協会の青年組織に所属する経営者らを対象とした「青年経営者等による先進的な事業取組に対する顕彰」の2022年度受賞者を発表した。12月12日に開催した審査委員会で、受賞事業者3者が決まった。

それによると、「金賞」に選ばれたのは、愛知県トラック協会に所属する柘運送（名古屋市港区）の「思いやり運転とYouTubeで事故撲滅」だった。柘運送では、歩行者らの交通弱者を優先させるなどの「思いやり運転」を実施して事故を防止するとともに、ドライブレコーダーから思いやり運転の動画を収集し、社内教育に用いている。動画をYouTubeに投稿することで、顧客や採用応募者へのPRも行っている。

銀賞には、秋田県トラック協会青年部会の「物流ふれ合い教室」が、銅賞には、東京都トラック協会所属に所属する彦新（江戸川区）の「彦新DX 健康運転サポート」が選ばれた。

23年2月17日の全ト協「青年部会全国大会」で授与式が行われる。表彰状のほか顕彰金（金賞100万円、銀賞70万円、銅賞50万円）が贈られる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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