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行政・団体楽天モバイルが携帯電話の基地局整備に関する業務で取引先から水増し請求されていた問題を巡り、業務を委託されていた運送会社TRAIL（トレイル）が東京国税局から70億円超の所得隠しを指摘されていたことがわかったと、複数の大手新聞社が報じている。
追徴税額は重加算税を含めると30億円に上る模様。下請け業者への業務委託名目で経費を支払ったように偽装するなどして、利益を圧縮して法人税などを故意に少なく申告していたことが認定されたとみられる。
トレイルは、楽天モバイルの携帯電話基地局の部材を保管するなどしていた物流会社日本ロジステック（東京都千代田区、民事再生中）から部材輸送の仕事を受託し、一部の業務に関して別の複数の下請け業者に委託していたとされる。トレイルは現在、自己破産手続きを進めているという。
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