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C&Fロジ3Q、想定超の電気・燃料費で営業減益

2023年2月10日 (金)

財務・人事C&Fロジホールディングスが10日発表した2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比2.1%増の862億4800万円、営業利益が7.6%減の40億6000万円、純利益が4.6%減の30億6600万円で増収減益となった。想定を上回るエネルギー価格高騰が影響し、冷凍・冷蔵倉庫で使用する電気代やトラックの燃料費が大幅に膨らんで利益を圧迫した。

TC(通過型センター)事業は、新型コロナウイルス禍により落ち込んだ需要の回復が遅れている一部顧客の物量の低迷が続く一方で、新たな物流施設の開設に伴い新規顧客の獲得に成功。EC(電子商取引)関連業務を開始したことで収益を確保し、コスト上昇分なども吸収した。

DC(保管在庫型物流)事業も、外食機会の回復により業務用冷凍食品の物量が回復し、市販用冷凍食品の物量も堅調に推移したことや、新たな物流施設の稼働に伴う新規業務の受託によって収益を確保した。しかし、エネルギー価格の高止まりによる電気代や燃料費の増加、新規施設の稼働に伴う減価償却費などの固定費の増加が利益を圧迫した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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