国際米国トラック協会(ATA)は8日、行政処分などを受けた運送会社が別名義で事業を再開する「カメレオンキャリア」への規制を強化する「REVOKE法案」を支持すると表明した。法案は2日、デーブ・テイラー下院議員とショマリ・フィギュアーズ下院議員が提出したもので、米運輸省が運送事業者の登録状況をより厳格に管理し、無効なUSDOT番号を使った営業を防ぐことを狙う。
カメレオンキャリアは、安全上の問題などで営業停止などの措置を受けた運送会社が、社名や所有構造、USDOT登録番号を変更し、実質的に同じ車両や経営者、ドライバー、拠点を使いながら別会社として営業を続ける事業者を指す。罰則や行政処分、保険上の不利益などを回避する手段として問題視されている。
法案では、米国内で運送事業を行うには有効なUSDOT番号を保有していることを明確化する。さらに、登録要件を満たした事業者にのみ有効な番号を付与し、有効な登録がない場合や必要な定期更新を怠った場合には、運輸長官がUSDOT番号を即時無効化できる権限を設ける。
ATAは、連邦自動車運送事業者安全局(FMCSA)が進める不正事業者の排除を補完し、トラック運送事業者の登録制度と安全監督の実効性を高める法案だとしている。
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