荷主ヤマハ発動機(静岡県磐田市)は9日、英国を拠点とする公益財団Shell Foundation(シェル財団)と、アフリカに特化した日本のベンチャーキャピタルDouble Feather Partners(DFP)が推進する「Africa Corporate Innovation Program(ACIP)」に参画すると発表した。現地スタートアップやパートナー企業との協業を通じ、アフリカ市場で新たなモビリティ関連事業の実証に取り組む。
ACIPは、アフリカの社会課題解決に取り組むスタートアップと日本企業が連携する企業共創型イノベーションプログラム。実証実験を通じて、現地課題の解決につながる事業モデルの有効性や事業化の可能性を検証するとともに、持続可能な事業の創出・拡大を目指す。
ヤマハ発動機は、電動モビリティやモビリティファイナンスを含むモビリティエコシステムの運営をテーマに、事業性、パートナーシップモデル、社会的インパクトを検証する。モビリティへのアクセス向上や金融アクセスの拡大、新たな就業機会の創出につながる持続可能な事業モデルの確立を目指す。
同社は2020年、二輪車や船外機などの製品販売・アフターサービスを中心とした事業に加え、モビリティサービスビジネス(MSB)を開始した。現地パートナーとともに、車両の所有にとらわれない利用機会の拡大や物流・配送サービスの提供を進めている。
今回のACIP参画を通じて取り組みをさらに発展させ、将来的な事業化や協業拡大の可能性についても検討していく。
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