冷蔵倉庫対応オーバースライダー、三和シヤッター

▲高断熱OSD（出所：三和シヤッター工業）

サービス・商品三和シヤッター工業は8日、Re-carbo（リカーボ）シリーズの「高断熱OSD（オーバースライダー）」を発売した。業界トップクラスの高断熱性能と省スペース化で保冷倉庫に最適としている。

発表によると、マイナス5度帯の保冷倉庫ではこれまで、開口部に防熱扉が設置されていたが、扉の軌道がデッドスペースになるため利便性が悪く、近年は扉が天井方向にスライドするオーバースライダータイプへのニーズが高まっていた。

同社の新製品では、マイナス5度帯から対応可能とした。これまでパネルが凍結してしまうため使用できなかった室内温度0度以下の場所でも使える。厚さは業界最厚の80ミリ。構造を見直したことで、従来の防熱扉と比較して利便性の向上、省スペース化に加え、断熱性能を格段に向上させたという。開口部の断熱性能を向上させることで、空調効率アップによる省エネルギー化やCO2の排出量削減が期待できる。

TS80（スチールタイプ）で幅2200ミリ、高さ2600ミリの場合、価格は171万6000円（税込、取付工事費・搬入費・諸経費別）。なお、マイナス温度帯で使用する場合は、別途、床部にフロアヒーターが必要となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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