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明治海運決算、主力のタンカー好調で大幅増益

2023年5月12日 (金)

財務・人事明治海運が12日発表した2023年3月期連結決算は、売上高が前期比26.7%増の580億6100万円、経常利益が同48.3%増の64億4300万円、最終利益が2倍の64億3900万円と大幅な増益だった。

主力の外航海運業では、タンカー2隻にバルカー3隻の新規稼働や円安の影響、子会社が所有する船舶の売却もあり、売上高は21.7%増の510億700万円、経常利益は43.5%増の88億6800万円を記録した。

タンカーはロシアのウクライナ侵攻に起因する貿易パターンの変化による船腹需要の増加により、大型タンカー、石油製品船、LPG(液化石油ガス)やLNG(液化天然ガス)船の用船市況が堅調に推移。なかでもLNG船は欧州の船腹需要が急激に伸長するなど高水準を記録した。

24年3月期の通期業績は、売上高が3.3%増の600億円、経常利益が50.3%減の32億円、最終利益が67.4%減の21億円と予想した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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