JAL、空輸生かした産地直送ECサービス開始

ロジスティクス日本航空（JAL）は30日、全国の生産者が旬の食材を出品でき、畑や港から購入者の自宅まで、直接かつスピーディーに食材をお届けする産地直送オンラインショップ「SORAKARA OTODOKE」（ソラカラ・オトドケ）を、総合オンラインショッピングモール「JAL Mall」（ジャルモール）内にオープンした。

▲総合オンラインショッピングモール「JAL Mall」（出所：JAL）

参照URL：https://press.jal.co.jp/ja/release/202305/007411.html

JALは、中期経営計画で掲げているESG戦略のもと、貨物郵便事業において地域産品の取り扱い拡大を推進しており、これまで産直アンテナショップとして、ソラカラ・オトドケを運営して来た。今回、より多くの生産者と購入者を直接つなぐオンラインショップをオープンし、地域産品の魅力をさらに広めることを通じて、地域活性化やフードロス削減、物流の2024年問題などの社会課題解決にも取り組む。

ソラカラ・オトドケは、マイルをためる・つかえるオンラインモールとしてアピール。マッチングプラットフォームの採用により、生産者はいつでもこだわりの旬の食材を、約3000万人のJALマイレージ会員をはじめ多くの顧客へ直接販売でき、一方、購入者は産地直送の食材を自宅で受け取ることが可能となる。また、配送設定日に朝どれ食材がその日のうちに届く、JALの空輸便を活用した配送サービス「プレミアム配送」の利用も東京都大田区、品川区、目黒区、港区、中央区、江東区を対象地域としてサービス開始し、今後対象エリア、商品ラインアップを順次拡大していく予定としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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