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関通1Q、新設物流センターの空床長引き減益

2023年7月14日 (金)

財務・人事関通が14日発表した2024年2月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比7.9%増の27億7600万円、営業利益が同54.4%減の6000万円、最終利益が46%減の4100万円と増収減益だった。

主力の物流サービス事業は、EC(電子商取引)、通販物流支援サービスを中心に品質改善や生産性向上に取り組み、新規顧客獲得のためSEO対策などを強化、売上高は8.2%増の26億3750万円と伸長した。しかし、新設した物流センターの空床期間が長期化したことなどにより、営業利益は78.7%減の2120万円と減益だった。

ITオートメーション事業では、倉庫管理システム(WMS)「クラウドトーマスPro」の大規模案件に獲得などにより、売上高は5.9%増の1億1359万円、営業利益は19.9%増の3999万円と増益を確保した。

今期の通期業績は売上高が前期比12%増の117億5600万円、営業利益が同70.8%増の6億6900万円、最終利益が38.3%減の3億8700万円と増収最終減益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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