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渋沢倉庫1Q、国際輸送や不動産低調で減収減益

2023年8月7日 (月)

財務・人事渋沢倉庫が7日発表した2024年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比1.4%減の183億8100万円、営業利益が同11%減の9億5200万円、最終利益が20.7%減の8億5500万円。海上・航空運賃単価の下落や、不動産事業の低調が響き減収減益だった。

主力の物流事業の売上高は1.1%減の169億5000万円、営業利益は9.4%減の7億2100万円。倉庫業務では機械部品の取扱が増加、陸上運送業務では日用品や電気製品などの輸配送やフェリー輸送が増加し、いずれも4.7%、3.6%の増収と好調。港湾運送業務は輸出荷捌きが減少したが、船内荷役や輸入荷捌きが増加してほぼ横ばいだった。一方で国際輸送業務では、海上・航空運賃単価が高騰前の水準に落ち着き、売上高28.5%減と押し下げた。

24年3月期の通気連結業績は、売上高が前期比0.6%増の790億円、営業利益が同4%減の47億円、最終利益が4.2%減の36億円と増収減益を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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