財務・人事日本ロジテムが10日に発表した2024年3月期第1四半期決算は、売上高が156億1700万円(前年同期比3.2%増)、営業利益が3億2900万円(同24.2%増)、最終利益が1億5900万円(17.0%増)となった。
セグメントごとでは、同社グループの営業収益全体の39.4%を占める貨物自動車運送事業において、輸送量が伸び悩むものの、料金改定、円安進行での海外事業の収益押し上げがあり増収。セグメント利益では運送コストの増加と輸送効率の低下で減益となった。一方、営業拡大によりECや日用品関連の取扱量が増加したことや、前連結会計年度に開設した拠点において、物流センター業務の効率化、倉庫保管面積の拡大や倉庫稼働率が順調に推移し、センター事業、アセット事業などで増収増益となった。
24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比3.2%増の645億円、営業利益が同5.6%増の11億円、最終利益が5.0%増の5億5000万円と予想している。
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