日本GLP、岡山・早島町に物流施設2棟を開発

拠点・施設日本GLP（東京都中央区）は15日、岡山県早島町で先進的物流施設「GLP早島III」と「GLP早島IV」の開発を発表した。同県内で運営する物件は既存の「GLP早島」と「GLP早島II」を含め、計7棟となる。

GLP早島IIIは延床面積1万8000平方メートルで、両備ホールディングス（岡山市北区）と両備トランスポートカンパニー（同）の一棟利用が決まっている。GLP早島IVは延床面積5万5000平方メートルで、最大9社のテナントが入居できる。それぞれ2025年1月末、同9月末に完成予定。

新施設は山陽自動車道と瀬戸中央自動車道の結節点となる早島インターチェンジ（IC）から1.9キロに位置し、物流施設が密集する地域にある。歴史的にも物流の要衝となっているエリアで、関西・中四国エリアの主要都市圏の中間地点に位置し、山陰方面への配送にも利便性が高い。

（クリックで拡大、出所：日本GLP）

また、早島エリアは日用雑貨メーカーや食品流通企業、工業メーカーなどが集まる岡山県総合流通センターに近接しており、先進的な物流施設への需要が高まる見込みだ。周辺には住宅エリアもあり、雇用の確保にも適した立地となっている。

GLP早島IIIは地上3階建てのボックス型で、低床と高床バースを備える。倉庫内には空調設備も導入されており、快適な作業環境に配慮した。

GLP早島IVは地上3階建てのボックス型で、最大9テナントが入居可能なマルチテナント型施設。最小4297平方メートルから賃借可能で、多様なニーズに応える面積プランを用意した。各区画には垂直搬送機と荷物用エレベーターを設置するなど庫内作業を効率化。駐車場130台分や休憩室、シャワー設備なども整備し、快適な労働環境を提供する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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