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日本石油輸送が業績下方修正、輸送需要低迷などで

2023年11月7日 (火)

財務・人事日本石油輸送は7日、2024年3月期の連結業績予想を下方修正した。通期予想について、売上高を前回予想から5億円減の355億円に、営業利益を1億5000万円減の15億5000万円に、経常利益を1億5000万円減の17億5000万円に、最終利益を1億円減の11億円に引き下げる。高圧ガス輸送や化成品輸送での需要低迷に加え、物価高騰の影響による車両関連経費が増加した。

同日発表した24年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比1.7%減の161億7600万円、営業利益が同55.6%減の1億4600万円、最終利益が36.8%減の2億1200万円と減収減益だった。

石油輸送事業では、鉄道輸送が出荷地変更などで減収も、自動車輸送の需要増や主要顧客の運賃見直しにより、事業全体の売上高は4.3%増の72億円。高圧ガス輸送事業は、LNG(液化天然ガス)輸送で鉄道輸送の終了などがあったが、他社事業の譲受による増収などもあり、売上高は0.9%増の41億2800万円となった。いずれも増収となったが、利益面では人件費など経費が増加したことで、石油輸送は400万円、高圧ガス輸送は1億2800万円の営業損失となった。

化成品・コンテナ輸送事業は、化成品は国内外の輸送需要低迷により、コンテナは野菜類の生成不良で自然災害により低調だった前年並みに落ち着き、売上高は12.8%減の45億2200万円だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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