山口市の中山間地域でドローン配送実証開始

▲山口市阿東地域での集合写真（出所：NEXT DELIVERY）

サービス・商品ラストワンマイル物流事業のNEXT DELIVERY（山梨県小菅村、ネクストデリバリー）は16日、ドローン事業のエアロネクスト（東京都渋谷区）、セイノーホールディングス、KDDIスマートドローン（港区）、NPO法人ほほえみの郷トイトイ、山口市と、14日に同市阿東地域において新しい物流サービスの構築を目指した「中山間地域におけるドローン配送」の実証実験を実施したと発表した。

ドローンはエアロネクストが開発する物流専用ドローン「AirTruck」（エアートラック）を使用し、機体の制御にはKDDIスマートドローンが開発するモバイル通信を用いて機体の遠隔制御・自律飛行を可能とする「スマートドローンツールズ」の運航管理システムを活用。ほほえみの郷トイトイからJAふれあい生雲支所まで7.4キロを16分で、JAふれあい地福支所から阿東運動広場までの5.5キロを12分で、JAふれあい地福支所から三谷ふれあいセンターまで6.2キロを13分でそれぞれ配送した。

今回の実証実験はネクストデリバリーとKDDIスマートドローンが連携し、セイノーHDとエアロネクストが開発する新スマート物流「SkyHub」（スカイハブ）の社会実装を目的としており、小学校間の交流、グラウンドゴルフ大会への商品輸送、移動販売車両との連携による買い物サービスの向上を検討した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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