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JR貨物12月輸送は1.5%減、食料工業品は好調

2024年1月18日 (木)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が17日発表した12月の輸送動向によると、コンテナ輸送は前年同月比1.3%増の160万3000トン、車扱は同6.5%減の86万1000トン、合計では1.5%減の246万4000トンだった。年末消費でコンテナが前年を上回った一方、車扱が「セメント・石灰石」を中心に減少し、輸送実績は前年を下回った。

コンテナでは、「食料工業品」が年末需要により幅広い品目で前年を上回るなど7.2%増、「積み合わせ貨物」も年末商戦に向けたEC(電子商取引)サイトのセールや鉄道モーダルシフトの進行で2.7%増と好調だった。「農産品・成果物」(2.5%増)や「自動車部品」(5%増)、「家電・情報機器」(9.8%増)なども増加した。

一方で、「化学薬品」は一部での輸送終了や需要低迷による生産減で6.6%減、「エコ関連物資」も一分の処理計画変更などで12%減と前年を下回った。「化学工業品」(1.8%減)や「紙・パルプ」(1.6%減)も減少した。

車扱は、「石油」が暖冬により灯油や重油の荷動きが鈍り2.6%減となったほか、セメントが公共工事の減少などで前年を下回った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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