日本精工、メキシコに生産子会社を設立

拠点・施設日本精工は8日、メキシコに生産子会社を設立すると発表した。

同国に生産拠点を持つ自動車メーカーの生産拡大に対応するとともに、米国、カナダ、メキシコの北米自由貿易協定圏（NAFTA）で見込まれる自動車市場の成長で生じる需要を取り込む狙い。

新会社の設立により、メキシコを含む北米市場に対し、高品質な自動車軸受などの製品をタイムリーに供給し、米国の既存工場と合わせて北米自動車事業の拡大を図る。

また、メキシコ工場を含めた米州での自動車軸受の生産を拡大することで、為替変動に強い体質を構築する。

■新会社の概要
所在地：メキシコ合衆国グアナファト州
設立時期：2013年1月
事業内容：自動車軸受の製造・販売など
資本金：500万米ドル（2013年4月時点）
敷地面積：10万m2
建築面積：1.3万m2（第一期）
操業開始：2014年春
投資金額：7000万米ドル（60億円）