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渋沢倉庫3Q、海上・航空運賃下落などで減収減益

2024年2月8日 (木)

調査・データ渋沢倉庫が8日、2024年3月期第3四半期決算を発表、売上高が559億6100万円(前年同期比7%減)、営業利益が34億600万円(同12.2%減)、最終利益が27億4800万円(23.5%減)となった。

部門別の物流事業では、倉庫業務において、機械部品などの流通加工業務が増加したことに加えて、新規に取り扱いを開始した工場内物流請負業務が寄与したことにより、売上高は0.6%増の136億7400万円。

港湾運送業務は、船内荷役業務が増加したものの、輸出入荷捌き業務が減少したことにより、売上高は6%減の49億7100万円。

陸上運送業務は、飲料、食品の輸配送業務は堅調であったものの、日用品、非鉄金属製品などの輸配送業務やフェリー輸送業務が低調に推移したことにより、売上高は0.9%減の243億9000万円。

国際輸送業務は、海上・航空運賃単価の下落などにより、航空貨物、海上貨物、海外現地法人の取り扱いが減少し、売上高は38.1%減の62億7100万円。

その他の物流業務は、横浜地区でR&D施設賃貸の稼働率が向上したほか、静岡地区や大阪地区で物流施設賃貸業務が増加したことにより、売上高は9.3%増の23億6200万円となった。

これらの結果、物流事業全体の売上高は7.4%減の516億7000万円、営業利益は11.4%減の26億2500万円となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前年比0.6%増の790億円、営業利益が同4%減の47億円、最終利益が4.2%減の36億円と予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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