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日本トランスが通期上方修正、海外法人が好調

2024年2月9日 (金)

財務・人事日本トランスシティは9日、2024年3月期通期業績予想を上方修正した。売上高を前回予想から30億円増の1230億円に、営業利益を5億円増の60億円に、経常利益を5億円増の70億円に、最終利益を1億円増の46億円にそれぞれ引き上げる。

海外現地法人における取扱量が想定を上回っていることや、連結子会社、新規拠点が早期に安定稼働したことで予想を上回る見込みとなった。

同日発表した24年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比6.9%減の930億7300万円、営業利益が同21.5%減の51億4500万円、経常利益が24.4%減の61億7300万円、最終利益が26.7%減の41億2000万円と減収減益。

総合物流事業全体の売上高は7.5%減の915億7800万円。そのうち、倉庫業は取り扱いが低調に推移したものの、自動車部品関連商材が回復。港湾運送業では四日市港での輸出入コンテナや完成自動車が増加したものの、石炭・オイルコークスの取扱量が減少した。国際複合輸送業では、海上輸送の取扱量は増加したものの、航空輸送や海外現地法人の取扱量は減少。陸上運送業は鉄道の取扱量が増加したが、主力のトラックとバルクコンテナ輸送が低調に終わった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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