ドローンのエアロネクスト、兵庫で地域医療貢献

国内ドローン事業のエアロネクスト（東京都渋谷区）と、但馬（たじま）を結んで育つ会（兵庫県豊岡市）は21日、連携協定を締結し、日本の中山間地域の課題解決に向けた新しい物流インフラの構築に取り組むことを発表した。

エアロネクストは独自の特許技術を搭載した物流専用ドローンを活用し、地域物流の効率化と社会課題の解決に努めており、すでに全国9自治体で社会実装フェーズに入っている。能登半島地震の被災地では、医療物資のドローン輸送を実施した。

但馬を結んで育つ会は、医療・介護・福祉などの包括的な提供体制の構築を目指し、地域住民が安心して暮らせる環境整備に取り組んでいる。この連携により、医療・福祉をはじめとする各種サービスの充実と発展を目指し、地域の存続に貢献する新しい物流インフラが構築されることになる。

エアロネクストは、地域社会の課題を物流面から支える新しい社会インフラの構築に共同で取り組み、ドローンを活用した医薬品配送網の全国展開を計画する。一方、但馬を結んで育つ会は、この協定により、地域の医療・福祉、日常生活を支える物流インフラの整備において、但馬地域の取り組みが全国へのモデルとなることを目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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