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大阪港11月取扱貨物は4.3%減、輸出入とも減少

2024年2月27日 (火)

調査・データ大阪市が27日発表した港湾統計によると、大阪港の11月の総取扱貨物量は前年同月比4.3%減の700万トンだった。うち外貿貨物が同2.6%減の284万トン、内貿貨物が5.4%減の416万トンだった。

外貿貨物のうち、輸出は3.7%減の70万トン。ベトナムや韓国向けの「金属くず」(79%増)、中国やタイ向けの「完成自動車」(64.2%増)が増加したが、台湾や韓国向け「化学肥料」(72.3%減)、韓国や中国向けの「産業機械」(21.7%減)などが減少した。

輸入は2.3%減の214万トン。韓国や中国からの「非金属鉱物」(4.7倍増)、韓国や台湾からの「鋼材」(62.1%増)などが増加した一方で、アメリカやオーストラリアからの「動物性製造飼肥料」(47.7%減)、タイや韓国からの「金属製品」(19.8%減)などが減少した。

外貿コンテナ貨物は輸出が6.6%減の62万トン、輸入が6.8%減の196万トンで、総取扱量は6.8%減の258万トンで2か月連続の減少。取扱コンテナ個数は輸出が12.4%増の8万TEU、輸入が6.3%減の9万TEUで、総取扱個数は9.2%減の17万TEUと、6か月連続の減少となった。

内貿貨物は移出が7.1減の178万トン、移入が4.1%減の238万トンだった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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