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大阪港湾取扱貨物、12月は内貿低調で3.3%減

2024年3月22日 (金)

調査・データ大阪市が15日発表した港湾統計(速報)によると、2023年12月の総取扱貨物量は前年同月比3.3%減の704万トンで、うち外貿貨物は同4.1%増の270万トン、内貿貨物は7.4%減の435万トンだった。

外貿貨物のうち、輸出は4.9%増の74万トン。中国や韓国向けの「完成自動車」(51.4%増)、オーストラリアやベトナム向けの「鋼材」(17.8%増)の増加が寄与した。一方で中国や韓国向け「産業機械」(18.8%減)、台湾や韓国向けの「電気機械」(9.9%減)などは減少した。

輸入は3.8%増の196万トン。中国や韓国からの「鋼材」(40.8%増)などが増えたことで3か月ぶりに増加に転じた。中国からの「衣服・身周り品・はきもの」(7.6%減)、中国や韓国からの「金属製品」(17.5%減)などは減少した。

外貿コンテナ貨物は輸出が3.5%増の67万トン、輸入が2%減の175万トンで、総取扱量は0.6%減の242万トンと3か月連続の減少。取扱コンテナ個数は輸出が4.4%増の8万TEU、輸入が2.8%減の8万TEUで、総取扱個数は0.6%増の16万TEUと、7か月ぶりの増加となった。

内貿貨物は移出が6.7%減の193万トン、移入が7.9%減の242万トンだった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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