調査・データ大阪市がこのほど発表した港湾統計(速報)によると、2024年3月の総取扱貨物量は前年同月比2.3%減の728万トンで、うち外貿貨物は同5%減の283万トン、内貿貨物は0.5%減の445万トンといずれも減少した。
外貿貨物のうち、輸出は3%減の75万トン。中国、台湾取り扱いの完成自動車、タイや台湾取り扱いの再利用資材などが増加したものの、タイやアメリカ取り扱いの鋼材などが減少した。
輸入は5.7%減の208万トン。韓国、台湾取り扱いの鋼材や中国、ベトナム取り扱いの産業機械などが増えたが、中国やベトナム取り扱いの衣服・身回り品・はきものなどが減少した。
外貿コンテナ貨物は輸出が2.6%増の68万トン、輸入が8.5%減の189万トンで、総取扱量は5.8%減の257万トン。取扱コンテナ個数は輸出が11.5%減の7万TEU、輸入が5.3%減の9万TEUで、総取扱個数は8.1%減の16万TEUだった。
内貿貨物は移出が1.7%増の194万トン、移入が2.2%減の251万トンだった。
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