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9か月連続で増加

大阪港、13年12月の外貿コンテナ輸出10.9%増

2014年3月26日 (水)

調査・データ大阪市は26日、2013年12月の大阪港統計速報を発表した。12月の入港隻数は2020隻(前年同月比3.7%増)、総トン数は965万総トン(4.4%増)となり、このうち外航フルコンテナ船は314隻(4.7%増)、内航フェリー船は193隻(0.5%増)となった。

総取扱貨物量は781万トン(5.7%増)で、このうち外貿貨物は326万トン(7.7%増)と2か月連続の増加となり、内貿貨物は454万トン(4.3%増)と同じく2か月連続の増加。

外貿貨物は、輸出が78万トン(1.5%増)で鋼材(1.3%減)や産業機械(12.5%減)が減少したものの、台湾や韓国、タイの取扱いが増えた再利用資材(13.8%増)や、中国の取扱いが増えた電気機械(18.5%増)、韓国や中国の取扱いが増えた完成自動車(46.4%増)などの増加により、2か月連続の増加となった。

輸入は248万トン(9.9%増)で、トップ品種の衣服・身廻品・はきもの(4.3%増)をはじめ、中国の取扱いが増えた電気機械(22.3%増)や、中国(香港)、ベトナム、マレーシアの取扱いが増えた家具装備品(14.2%増)、中国の取扱いが増えた産業機械(13.2%増)などの増加で2か月連続の増加となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が67万トン(10.9%増)と9か月連続の増加、輸入が224万トン(10.5%増)と7か月連続の増加となり、月間取扱量は291万トン(10.6%増)。コンテナ個数は、輸出が9万1000TEU(8.7%増)、輸入が10万7000TEU(8.7%増)で月間取扱個数は19万9000TEU(8.7%増)と2か月ぶりの増加となった。

内貿貨物は、移出が204万トン(4.8%増)、移入が250万トン(4%増)でともに2か月連続の増加となった。フェリー貨物は318万トン(5.9%増)で、こちらも2か月連続の増加となり、乗降人員は7万人(4.5%減)だった。