パルタック、オリコン個体ごとの追跡体制確立

産業・一般パルタックは4日、ICタグを活用した循環型のオリコン（折りたたみ式コンテナ）を開発し、中部地区で運用を開始したと発表した。

これにより、同社はオリコン個体ごとのトレーサビリティーを確立。滞留期間の短縮や回収率の向上が進むことで、「適正循環型のオリコン管理体制を構築する」ほか、これまで人手で行っていたオリコンへの出荷ラベル貼付作業を自動化し、ピッキング作業の生産性を大幅に向上させた。

同社は配送時の検品作業の効率化・誤配送の削減にもつなげ、段階的に全国の大型物流拠点（RDC）に展開していく。