鴻池組、GHG算定デジタル化に向けた取り組み開始

サービス・商品GHG排出量算出ソリューション開発のゼロボード（東京都港区）は16日、同社と鴻池組、MCデータプラス（東京都渋谷区）と共同で、建設現場のGHG（温室効果ガス）排出量算定のDX（デジタルトランスフォーメーション）化に向けた取り組みを開始すると発表した。

3社は、MCデータプラスが提供する建設現場の施工管理・調整業務の効率化システム「ワークサイト」と、ゼロボードが提供するGHG排出量算定・可視化クラウド「Zeroboard」ゼロボード）とのデータ連携により、施工段階でのCO2排出量・削減活動実績の把握を行う。

具体的には、ワークサイトで管理する建設現場での重機などの稼働時間データをゼロボードに連携することで、活動量に基づいてGHG排出量を自動算定し、現場職員の入力工数削減による省力化、継続的なGHG排出量の管理・運用を目指す。ことし10月に一部現場のシステムに実装し、全現場への本格導入は2025年1月を予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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