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鹿島などが民間初レベル4の自動運転許可を取得

2024年6月27日 (木)

認証・表彰鹿島建設とソフトバンク子会社のボードリー(東京都港区)、羽田みらい開発(東京都大田区)は26日、ボードリーの自動運転バス「ARMA」(アルマ)を自動運転レベル4で運行する許可を東京都公安委員会などから取得したと発表した。民間企業主体の事業で、自動運転レベル4での車両運行が許可されたのは国内初。

▲HICity内を走行する自動運転バス「ARMA」(出所:鹿島建設)

当面の間は、車内にスタッフ(特定自動運行主任者)を配置し、乗車案内や事故発生時の救護、走行環境条件に合わない場合の運転操作などを行う。また、茨城県境町にある遠隔監視センターからバスを監視する。

3社は2020年から、羽田イノベーションシティ内で、自動運転レベル2でのバスの定期運行を行っている。一方で、走行をすべて自動化するレベル4の運行を目指して実証実験などを重ねるとともに、関係省庁と実現に向けた課題などを協議。その間、緊急車両のサイレン音を検知すると自動停車するシステムの開発や、障害物などを検知する性能の強化、周囲に自動運転中であることを伝えるディスプレイの設置といった改善に取り組んできた。

その結果、自動運転レベル4で羽田イノベーションシティ内の道路を走行するのに必要な特定自動運行許可を6月21日に都公安委員会から取得。同26日には東京空港警察署から道路使用許可を取得した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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