拠点・施設食品や工業用の油脂製品を手掛けるミヨシ油脂は7日、茨城県阿見町で建設を進めていた物流施設「阿見倉庫」が7月31日に完成したと発表した。これまで東京都葛飾区にあった物流施設を阿見倉庫に移転、ことし10月頃の稼働を目指している。
同倉庫は首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・阿見東インターチェンジ(IC)出口から1.6キロで、圏央道や東関東自動車道、常磐自動車道を利用した東日本への製品配送拠点となる。延床面積は1万3123平方メートルで、最大14台の同時接車が可能なトラックバースを備え、主に冷凍冷蔵品を保管する。
自動倉庫のA棟(敷地面積1万2016平方メートル)と、常温品を主に保管するB棟(同990平方メートル)があり、倉庫ごとに独立した温度可変機能で、多種多様な製品の入出庫オペレーションが可能となっている。
環境対策として、全館にLED照明を採用したほか、人感センサーやCO2による自然冷媒、騒音吸音パネル、補助発電向け太陽光発電設備などを設置。ダイバーシティの取り組みとして、バリアフリー対応のエレベーターや駐車場、「誰でもトイレ」を設置した。
所在地:茨城県阿見町よしわら1-19-19
敷地面積:1万8823平方メートル
延床面積:1万3123平方メートル
完成:2024年7月31日
アクセス:圏央道・阿見東ICから1.6キロ
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