ヤマハ発動機、インドに開発拠点、調達機能を統合

拠点・施設ヤマハ発動機は9日、インドに二輪車のR&D拠点となる新会社「ヤマハ・モーター・R&D・インディア」（YMRI、ウッタル・プラデーシュ州スラジプール）を設立したと発表した。

昨年開設したインド調達センターの調達機能も取り込み、インド統合開発センターとして稼動した。

YMRIは、昨年タイに設置した「アセアン統合開発センター」に続く2拠点目の統合開発センターの中核を担う会社としてことし2月に設立、イタリア、台湾、中国、タイに次ぐ海外R&D拠点となる。

YMRIを核とした同センターでは、インド市場に合わせた設計基準、保守基準、製造基準への革新を進め、「図面を変える」ことで「世界最安値のモノ創り」の具現化を目指す。

将来的には、チェンナイサイトも設置し、本社で行っている同国向けのモデル開発も行う。