調査・データ仮想通貨を取り扱うDMM Crypto(DMMクリプト、東京都港区)は19日、AI(人工知能)と専用ダッシュカメラを活用して地図データを収集するブロックチェーン型DePINマッピングプロジェクト「Hivemapper」(ハイブマッパー)と共同で、フリート事業などの実証実験を開始すると発表した。同実験は、「タクシーや物流の分野におけるドライバー数減少問題の解決を目的としたweb3技術×インセンティブ付与の実証」として、JETRO(日本貿易振興機構)の「対内直接投資促進事業費補助金事業」に採択されている。

(出所:DMM Crypto)
ハイブマッパーは、個人ドライバーから大規模な車両事業者まで、多様なコミュニティから路上の画像が投稿され、最新の地図を作成するweb3プロジェクト。ドライバーは専用のマッピングデバイス(ダッシュカメラ)を使って、高精度なデータを提供することで、独自トークン「HONEY」を得ることができる。収集された画像はAIによって地図化され、地図データを利用する事業者は、有償でAPIにアクセスすることで同データを利用できる。
ハイブマッパーは、20か月で1500万キロ以上の地図作成に成功しており、従来の主要地図サービスの5倍以上のスピードを実現している。また、従来の地図データサービスが1年から数年ごとにデータ更新するのに対して、ハイプマッパーのデータはドライバーによって常時更新される。
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