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今治造船、ばら積み運搬船アフリカンファルコン完成

2024年9月24日 (火)

▲ばら積み運搬船「AFRICAN FALCON」(出所:今治造船)

荷主今治造船は23日、同社グループの南日本造船において建造した6万4000載貨重量トン型ばら積み運搬船「AFRICAN FALCON」を20日に引き渡したと発表した。

同船は、共通構造規則(CSR BC&OT)の適用を受けるハンディマックスサイズのばら積み貨物船で、固体ばら積み貨物の積載に適した構造にするため、各貨物倉にはトップサイドタンクとホッパータンクを共に設け、前後方向に開閉するフォールディングタイプのハッチカバーを採用。また、甲板上にクレーン4基を装備し、荷役設備の整っていない港湾でも荷役が可能だ。

また、穀物や石炭だけでなく鉄鉱石やセメントなどの高比重貨物、スチールコイルや長尺鋼材にも対応し、国際海上固体ばら積貨物コード(IMSBC Code)や国際海上危険物コード(IMDG Code)にも適用する。

環境対応においては、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止のための各種規則を満足する機器を装備しており、二酸化炭素の放出抑制指標については現行要件(フェーズ2)だけでなく2025年以降の建造船に要求されるフェーズ3要件も先取り対応している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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