レジリア、グローバルSCのリスク管理機能強化

サービス・商品サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」（レジリア）を提供するResilire（レジリア、東京都港区）は10日、クラウドサービスの海外のリスク検知機能を大幅に強化したと発表した。

新システムでは、世界中の信頼性の高いウェブ情報源をAI（人工知能）を用いて解析し、自然災害やインフラの障害、政治的不安など幅広いリスクをリアルタイムで検出できる。また、リスク情報に付与される位置データの解析精度も向上しており、国・州・郡といった詳細な地域に絞り込んでリスクの発生場所を特定できる。サプライチェーンにより関係のあるリスクに絞って把握できるようになるため、より効率的で具体的な対策を講じることができる。

特に物流業界では、サプライチェーンの脆弱性に対する予測精度が向上することが期待されている。レジリアは今後、リスク情報のカスタマイズ機能や新たな地域の追加を計画しており、グローバルに展開する企業へのサポートを強化していく方針だ。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com