エクセディがワールドリンク＆カンパニーを傘下に

▲左：WorldLink&Company　代表取締役社長 須田 信也、右：エクセディ　代表取締役社長 吉永 徹也（出所：エクセディ）

M&A変速装置の製造などを手掛けるエクセディ（大阪府寝屋川市）は16日、ドローン製造などを手掛けるワールドリンク＆カンパニー（京都市北区）の株式を取得し、子会社化したと発表した。同社はドローンなどの無人航空機（UAV）への参入と事業拡大を進めており、事業基盤の強化を図る。

エクセディは現在、ドローン製品ブランド「エクセディ ドローンプロダクト」を展開し、プロペラをはじめとする推進システムの開発・製造、販売を手がけている。さらに24年にイームズロボティクス（福島県相馬市）に出資するなどして、機体の製造・販売へと事業領域を広げ、UAV事業のシェア拡大を目指している。

さらに連携する企業を探していたところ、ワールドリンク＆カンパニーと事業戦略の方向性が一致し、ともにUAV事業を成長させていくために、同社がエクセディグループの傘下に入ることになった。

同社は「SkyLink Japan」ブランドで、ドローンやセンサー、ソフトウエア製品を販売し、農業や点検、測量分野でのドローンを使ったサービスも手掛けている。

エクセディは今後、グループ企業ともにメンテナンスやアフターサービスまで含めたUAVのバリューチェーンを構築し、安心・安全な製品の安定供給や、顧客満足度の向上に取り組むとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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