東洋テック、京都府警に監視カメラ画像を提供

話題ビル管理、輸送・施設警備を手掛ける東洋テックは27日、京都府警との間で、同社の監視センターで管理する監視カメラが「不法侵入者など一定の要件に該当する不法行為」を撮影した場合、京都府警に画像を送信することを申し合わせたと発表した。

京都府警からの要請に基づき、同社が設置する京都府内の監視カメラが撮影した画像情報の取扱いについて、府警本部と協議した結果、画像の送信要領や受信後の措置、画像の取扱いなどで申合せ書を取り交わしたもの。

不法侵入者などが一定の要件に該当する不法行為などを行った場合に、京都府警察本部に対して電話による110番通報を行った後、画像を「メール110番」へ送信する。

これにより、京都府警は不法侵入者などの画像を活用することで、初期警察活動において不法侵入者などの早期検挙、被害の拡大防止を図る。

大阪府警からも同様の検討要請があり、詳細を協議しているが、6月中もに合意に至る見込み。同社では「ほかの警察本部からも要請があれば前向きに取り組んでいく」としている。