財務・人事住友倉庫(大阪市北区)が7日に発表した2025年3月期 第2四半期(中間期)決算は累計で、売上高が前年同期比1.9%増の952億8600万円、営業利益が同2.6%減の63億6800万円、純利益が同6%増の51億5700万円とだった。
今期は福岡市で新倉庫の建設を進めたほか、DX推進の一環として配送センター業務における自動化機器の導入に取り組んだ。倉庫貨物の荷動きが堅調に推移したことに加え、陸上運送収入が増加したことから増収。営業利益は、海外子会社における減収や人件費等の増加により減収となった。
物流事業セグメントにおいては、倉庫業ではスポーツ用品及び輸送機器用部品の取扱いが増加したことから、倉庫収入は159億4000万円(前年同期比2%増)。港湾運送業では、一般荷捌およびコンテナ荷捌が増収となったことから、港湾運送収入は157億4400万円(同1.6%増)。国際輸送業では、海外子会社における取扱いは減少したものの、国際一貫輸送およびプロジェクト輸送が増収となり、航空貨物の取扱いも増加したことから、国際輸送収入は268億7000万円(同0.8%増)。陸上運送業及びその他の業務では、eコマース関連に係る輸送が増加したことから、陸上運送ほか収入は315億5500万円(同3.2%増)となりました。以上の結果、物流事業全体の営業収益は901億1100万円(前年同期比2.0%増)となり、営業利益は68億8300万円(同1.1%減)となった。
通期業績予想は直近と変わらず、売上高は前期比4%増の1920億円、営業利益が同2.4%増の135億円、純利益が同0.1%増の125億円とした。
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