公募・入札国土交通省は12日、交通事業者のデジタル化や、地域交通のキャッシュレス決済導入など、MaaSの実装に向けた基盤整備事業の追加公募を開始することを発表した。
公募を行う補助対象事業の1つ目は「地域交通キャッシュレス決済導入支援事業」で、公共交通事業者においてキャッシュレス決済(QRコード、交通系ICカード、非接触型クレジットカード決済、顔認証等)に対応するための、所要の設備やシステムの導入を支援。
2つ目は「地域交通データ化推進事業」で、交通事業者と経路検索事業者等との間のデータの受け渡しを容易にする、「標準的なバス情報フォーマット」、「標準的なフェリー・旅客船航路情報フォーマット」等のGTFS(General Transit Feed Specification)形式でデータを作成し、出力を可能とするシステムの整備を支援。
3つ目は「混雑情報提供システム導入支援事業」で、オーバーツーリズム対策や感染症の拡大を踏まえ、公共交通機関の混雑緩和・利用分散を図るため、車内の混雑状況の情報をwebやスマートフォンアプリ等で提供することを可能とする機器・システムの導入を支援する。
公募期間は11月12日から29日正午まで。
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