財務・人事日本ロジテム(東京都港区)が14日に発表した2025年3月期 第2四半期(中間期)決算によると、今期の営業収益は前年同期比2.4%増の319億8900万円、営業利益は同25.6%減の3億4800万円、純利益が5.5%減の2億200万円だった。
貨物自動車運送事業は、運送コストが増加したものの、新規輸送案件の獲得や料金改定による効果があったことに加えて、円安の進行が海外事業の収益を押し上げたことなどから、増収増益だった。セグメントの営業収益は前年同期比3.6%増の126億7900万円、セグメント利益は同9.8%増の9億3800万円だった。
センター事業は、前年度に開設した拠点において冷凍冷蔵食品の物流センター業務を開始したほか、新たな業務の受託や得意先の事業拡大に伴い入出荷作業量が増加したこと、また作業の効率化が進展したことなどから、増収増益だった。営業収益は同2.2%増の72億8200万円、セグメント利益は同142.0%増の2億2400万円だった。
アセット事業は、倉庫新設に伴う拠点数の増加により保管面積が拡大したことなどから、増収。一方、利益は得意先の移管や倉庫改修工事の実施等により既存倉庫に空きスペースが生じ、稼働率が低下したことなどから、減益だった。営業収益は同2.4%増の86億7600万円、セグメント利益は同29.1%減の4億3000万円だった。
その他事業は得意先との取引終了により構内作業請負事業が縮小したほか、タイや香港において輸出入関連
事業が低調に推移したことなどから、減収減益となった。営業収益は同1.5%減の33億5100万円、セグメント利益は、5億1200万円(同2%減)だった。
通期業績予想は直近と変わらず、営業収益は前期比3.2%増の650億円、営業利益は同3.2%増の10億5000万円、純利益が10.1%増の5億5000万円と据え置いた。
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