商船三井、事故船・貨物救助へ3隻派遣

話題商船三井は23日、インド洋航行中に船体が中央部で破断した同社運航のコンテナ船「MOLコンフォート」の事故について、22日午後11時（日本時間）の情報として、監視船のほかに貨物・本船を救助するため、3隻の曳航船を派遣したと発表した。積荷に関する新たな情報は確認されていない。

救助者と契約し、曳航手配を含めて貨物、本船の救助の準備を進め、3隻の曳航船を現場海域に向かわせた。順調にいけば2隻は24日頃、1隻は25日頃に到着する見込み。

破断した船体については、船体前半部、船体後半部はそれぞれ北緯14度52分・東経65度46分付近、北緯13度29分・東経63度27分付近を漂流し、引き続き東北東へ移動しており、現場海域では荒天が続いている。既に現場海域に向かっている監視船は、24日頃到着する見込み。