三菱ふそう、環境性能高めた新エンジンを発売

荷主三菱ふそうトラック・バスは26日、環境性能を高めた2011年排出ガス規制（大型特殊自動車）適合の新型「6M60-TLE3BAエンジン」を発売した。

同社の産業用エンジンは、国内外の建設機械、移動用発電機などに幅広く活用されており、新エンジンは既にラフテレーンクレーン用などとして、国内大手建設機械、産業機械メーカーが採用している。

新エンジンは、大型特殊自動車の11年排出ガス規制（2006年排出ガス規制値比PM88％減、NOx45％減）に適合し、燃料噴射を微細に制御する「コモンレール噴射システム」を採用。排出ガス後処理システムに再生制御式DPFを導入し、燃費向上、NOx低減を実現する「高精度クールドEGRシステム」も搭載した。