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伊藤ハム米久、三島新工場で工程間物流を自動化

2026年9月10日 (木)

フード伊藤ハム米久ホールディングスは10日、子会社の伊藤ハム米久プラントが静岡県三島市で建設を進めていた食肉加工品製造拠点「三島工場」が完成したと発表した。投資額は300億円で、10月から生産を開始する。年間生産能力は2万トンを計画し、グループの加工食品事業を支える中核拠点に位置づける。

工場は敷地面積2万6131平方メートル、延床面積1万9708平方メートルの4階建て。伊藤ハムの「アルトバイエルン」「朝のフレッシュロースハム」「ポークビッツ」、米久の「御殿場高原あらびきポーク」など主力商品を生産する。

▲三島工場の外観イメージ(出所:伊藤ハム米久ホールディングス)

物流面では、原料搬送や包装、構内物流の自動化を進めた。塩せき肉の搬送や塩せき時間の管理を自動化するラック倉庫を導入するほか、段ボールの自動開梱設備なども配置。工場レイアウトや生産・物流動線を見直し、工程間の移動を減らすことで、省人化と生産性向上を図る。AI(人工知能)やデータを活用し、生産管理や設備管理、トレーサビリティーの高度化にも取り組む。

▲段ボールの自動開梱設備(出所:伊藤ハム米久ホールディングス)

環境面では、原料解凍工程で使用する水を抑える設備を導入するほか、製造時に発生する動物性残渣や排水汚泥の有効利用を進める。自動化による作業負荷の軽減も含め、生産性、品質、環境対応の向上を図る次世代型の食品工場として運用する。

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