環境・CSR日本海事協会(ClassNK)は6日、自動車運搬船の貨物倉火災時の船員の安全な脱出を確保するための指針を公表したと発表した。これに加え、火災時に安全な脱出措置を講じている船舶を示す世界初のノーテーションを新設した。
同協会は船会社や造船所の協力を得て、火災時のリスクを詳細に評価し、暴露甲板への散水設備や救命艇下の防熱施工などの対策を提案。さらに、「電気自動車安全輸送ガイドライン」を改正し、火災時の脱出対策を盛り込んだ新たなノーテーションの付与基準を追加した。このガイドラインは、電気自動車火災の特徴や初期対応策を取りまとめており、今回の改正でより包括的な指針となっている。
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