佐川､ナイキ輸送のモーダル鉄道シフトで物流連表彰

認証・表彰佐川グローバルロジスティクス（東京都品川区）は10日、「令和6年度 第1回モーダルシフト優良事業者大賞表彰」の革新的取組み部門賞を受賞したと発表した。

この取り組みは、ナイキジャパングループ、佐川急便、アッカ・インターナショナルとの共同プロジェクトで、モーダルシフトによる環境負荷低減と安定的な輸送の実現を目指したもの。

▲フロー図Before（出所：佐川グローバルロジ）

▲フロー図After（出所：佐川グローバルロジ）

プロジェクトでは、千葉県から九州7県間の幹線輸送において、トラック輸送を鉄道輸送へ切り替えるモーダルシフトを実施。これにより、CO2排出量を年間24.1トン削減（削減率59％）し、幹線輸送ドライバーの年間運転時間を5460時間削減した。

具体的には、ナイキの九州向け貨物を千葉県内のナイキ倉庫に集約し、九州のエリア別に仕分けた後、鉄道コンテナに積載。さらに、ナイキ以外の九州向け貨物もコンテナに積載することで高い積載率を実現した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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