拠点・施設ESR(東京都港区)は15日、神奈川県川崎市のマルチテナント型物流施設「ESR東扇島ディストリビューションセンター」(東扇島DC)のトラックバースの駐車場化エリアを低層階の2階にも拡張することを発表した。

▲ESR 東扇島ディストリビューションセンターの夕景(出所:ESR)
6階から8階のトラックバースは入居企業の人気が非常に高く、トラックバースの駐車場利用を目的として入居する企業も多いという。そこでトラックバースの駐車場化エリアを従来の6階から8階に加え、低層階の2階にも拡張することを決定した。これにより駐車場の台数が増え、ワーカーの通勤のしやすさが向上。また、2階のトラックバースでも大型トラックの車庫登録ができるため、一般貨物自動車運送事業の許可に必要な車庫を確保する事が可能となると共に、トラックを外部駐車場に駐車するために戻るなどの手間が省くことができる。また、出庫前夜にシャッターを閉めて商品を積み、翌朝に運び出すといったことが可能で、入出庫オペレーションの効率の大幅アップが見込る
2階のトラックバースの駐車場化工事は2月に開始、7月末に完了する予定。
「東扇島DC」は敷地面積7万7725平方メートル(2万3512坪)、延床面積34万9003平方メートル(10万5573坪)、9階建てマルチテナント型物流施設で23年3月に完成。川崎市の臨海部で物流需要の多い東扇島地区にあり、首都高速湾岸線「東扇島インターチェンジ」より1キロと東京都心や首都高速横羽線や東京湾アクアラインなど首都圏の広域交通網のアクセスに優れ、川崎港に隣接し、横浜港まで15キロ、羽田空港まで10キロと陸・海・空の輸送インフラも整っている。
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