
▲実証実験に用いた自動搬送ロボット(出所:パナソニック ホールディングス)
調査・データパナソニックホールディングス(大阪府門真市、パナソニックHD)は6日、1人のオペレーターによる遠隔操作型小型車の複数地域、合計10台同時の公道走行の道路使用許可を取得し、1月23日に実証実験を開始したと発表した。
同社は22年4月に日本で初めて1人のオペレーターによる遠隔操作型小型車の4台同時かつロボット近傍に保安要員を配置しないフルリモート型での運行を実現。今回、遠隔オペレーターの一部業務をサポートするAI機能を開発し、作業負荷を大きく低減させることにより同時に運行できるロボットの台数を10台に増やすことが可能となった。
実証実験では神奈川県藤沢市と大阪府門真市、佐賀県佐賀市の3地域、合計10台の自動搬送ロボット「ハコボ」をフルリモート型で運行。「ハコボ」は後部に搭載するキャビンをカスタマイズすることで移動販売や情報発信など様々な用途にも対応することが可能という。遠隔地にあるオフィスからロボットを運行できることで、地域間での働き手のアンバランス解消や働き方の改善にも貢献が期待される。
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