ユニ・チャーム、成長インド市場の拠点強化

拠点・施設ユニ・チャームは12日、インド西部グジャラート州のアーメダバード工場を完成させ、2月から稼働を開始すると発表した。この工場は2022年に火災で被害を受け、再建が進められていた。新工場の稼働により、同社のインドにおける生産拠点は3か所となり、安定供給と現地ニーズに応じた商品・サービスの提供が強化される。

ユニ・チャームは08年にインド法人を設立し、10年にラジャスタン州のニムラナ工場、15年にアンドラ・プラデシュ州のスリシティ工場を稼働させている。19年にはアーメダバード工場を新設したが火災による被害を受け、再建を経て今回の稼働再開となった。これにより、インド国内での生産・供給体制が一層強化され、より多くの顧客に安定した商品提供が可能となる。

新たに完成したアーメダバード工場では、環境負荷の低減と安全性の向上に注力。高度な防火設備の導入や分棟型の設計により、火災リスクの低減と被害の最小化を図り、また、社員の防災訓練を強化し、安全管理体制を徹底している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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