
(出所:パルシステム生活協同組合連合会)
サービス・商品生活協同組合パルシステム神奈川(横浜市港北区)は18日、藤沢センターの配送トラックに、廃食油などを再利用した次世代型バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」の試験導入を同日から開始すると発表した。燃料供給は伊藤忠エネクスが行い、CO2排出量を最大90%削減できる。
リニューアブルディーゼルは、ライフサイクルアセスメントの手法に基づき、軽油と比較してCO2排出量を大幅に抑制する特長を持つ。藤沢センターでは1年から2年の試験運用を行い、燃料の削減効果やコストを検証する。給油は同センターから10分の距離にある海老名市の給油所で行われる。これにより、従来のディーゼル車両をそのまま活用しながら、環境負荷を低減する新たな物流の形を模索する。
同組合は、2019年にEVトラックの実証実験を開始し、24年1月から本格導入を進めている。しかし、大量導入には充電インフラの整備や導入費用などの課題があるため、リニューアブルディーゼルとの併用により、環境負荷低減と運用の柔軟性を両立する。
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