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ispaceと中央大、小型AIロボ月面輸送検証

2025年3月7日 (金)

ロジスティクスispace(アイスペース、東京都中央区)と中央大学(東京都八王子市)は7日、内閣府ムーンショット型研究開発制度プロジェクト「未知未踏領域における拠点建築のための集団共有知能をもつ進化型ロボット群」の実施において、小型AIロボット群を月へ輸送するための技術検討に関する覚書を締結したと発表した。

内閣府ムーンショット型研究開発制度は、内閣府の政策である日本発の破壊的イノベーションの創出を目指して、従来技術の延長にない大胆な発想に基づく研究開発を推進するプロジェクト。中央大学理工学部 國井康晴教授がプロジェクトマネージャーを務めるムーンショットでは、この制度の目標3「2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」において、単純機能の小型ロボットが群を形成して集団生成型のネットワーク知能を発揮し、群全体で共通した機能の更新・拡張、機体の新規追加が群を進化させる仕組みの研究開発を行っている。

同覚書により両者は28年以降の複数回のミッションにおいて、ムーンショットが開発した小型AIロボットを月面に輸送し、月溶岩チューブ探査ミッションを実現するための協力体制に合意。低機能な小型ロボットの群が、各ロボットに分散搭載される高度な戦略知能(ネットワーク知能)によって自動的に組織化され制御されることで、月面溶岩チューブ内部の探査、居住適地の調査、球形ロボットコンテナの搬送などを行えるようになる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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