サービス・商品アマゾン(アメリカ)は19日、サプライヤーや企業顧客、クライメート・プレッジ署名企業を対象に、高品質なカーボンクレジットへのアクセスを提供する新サービスを開始すると発表した。これは、2024年に立ち上げたサステナビリティ情報共有プラットフォーム「サステナビリティ・エクスチェンジ」を通じて提供されるもので、ネットゼロ目標達成を目指す企業の取り組みを支援する。
同サービスでは、アメリカ国内の対象企業が自然再生プロジェクトやカーボン除去技術への投資を通じて、高水準な科学的基準に基づいたカーボンクレジットを取得できるようにする。利用には、スコープ1から3の温室効果ガス(GHG)排出を対象にしたネットゼロ目標の設定、定期的な排出量の測定、公開、科学的根拠に基づく脱炭素戦略の実施が求められる。これにより、物流網やサプライチェーン全体での持続可能性の強化が可能となる。
同社は、自社の配送車両の電動化や物流施設のエネルギー効率向上を進める一方で、関連企業への支援を通じて脱炭素化の加速を図っている。今回のサービス導入により、GHG削減と自然保護を両立する新たな物流モデルの構築を図る。
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