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ネクスタの生産管理クラウドによるDX事例を公開

2025年3月24日 (月)

調査・データネクスタ(大阪市北区)は24日、イワサキ(大阪市住之江区)が同社の生産管理クラウド「SmartF」を導入し、在庫コスト100万円の削減と業務時間の大幅短縮に成功したと発表した。これは、経済産業省とNEDOが策定した「スマートマニュファクチャリング構築ガイドライン」に準拠した取り組みとして、DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環で実施された取り組みである。

イワサキは、金属加工品の企画から組立までを一貫対応する企業で、従来のかんばん方式での発注見直しにより、在庫ゼロでも支障のない部品の把握に成功。これにより余剰在庫を解消し、年間100万円のコスト削減を実現した。加えて、バーコードによる入荷管理のリアルタイム更新で、現場と購買担当の連携を強化し、年間72時間の在庫確認業務と、80時間の発注業務を削減した。

ネクスタが提供する生産管理システムSmartFは、完全ノンカスタマイズ型で提供されるクラウドシステムで、業務改善コンサルティングを含めたサービスが特徴。今回の事例は「サプライチェーン上の主要な在庫の見える化」や「人のスキルに依存しないものづくり体制」など、製造業の課題解決を後押しする取り組みとされており、今後も物流現場の効率化とコスト最適化に向けた活用が期待される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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